まずは、第３回お弁当＆川柳コンテストを無事に終了し、ここに今回も発表させていただける事を非常に嬉しく思います。皆様のご応募あっての企画ですので、毎回非常にドキドキします。
　今回は特に川柳の応募が格段に増えてびっくりさせていただきました。その分レベルが高く、選考は難航いたしましたが、最終的に妥当な作品が選ばれたと思います。寄せられた作品はのり弁，歯，髪の毛，おにぎり，母，米といったキーワードが目立ち、『海苔といえばこんなイメージなのか〜』と再認識させていただきました。しかし、本当にたくさんのアイデアがあるもので、これでもう第３回ですから、アイデアに困られてしまうのではないか･･･という思いは全くの杞憂に終わりました。嬉しい限りです。また、面白かったのは、意外に（おそらく）女性の参加が多かったということです。作品コメントよりの推量になってしまいますが、女性らしい優しい言葉で綴られた川柳を読んでいますと、物凄く落ち着いた気持ちになりました。この場をお借りして感謝いたします。
　また、お弁当につきましては、実力派の方が安定した上手さを発揮されていたと思います。写真の撮り方にも工夫が見られ、凄い方になると飾りつけまで･･･。奥の深さにただただ驚くばかりでした。さて、今回は海苔と顔というキーワードが私の中で非常に大きくなっています。笑顔、泣き顔、ひょうきんな顔、痛そうな顔、済ました顔･･･様々な顔が海苔で表現されていました。それを食べられるご主人・お子様達も色々な顔をして食べられているんだろうな･･･と思うと、見ているだけで楽しくさせていただきました。また、顔といえば、毎日同じ人が作っているお弁当を食べ続けていれば、蓋を開けた瞬間に、作っている人の顔まで思い浮かぶのではないでしょうか･･･。実際には見えていなくても、作り手の顔がなぜか見えてしまう不思議なコミュニケーションツール、お弁当。これからも、どうぞ海苔に一役買わせて欲しいと思います。
　最後に、来春にはまたコンテスト形式の企画をさせていただく予定です。できましたら、また多くの方にぜひ盛り上げていただきたいと存じますので、引き続きのご参加をお願いしつつ、総評とさせていただきます。本当にありがとうございました。

来年の干支を作成しました。切り絵風にしました。

立体的なお弁当が多い中、平面の妙を見せてくれた作品でした。一度見たら忘れられない独特の風合いが、つい審査員を取り込んでしまいました。きょとんとした表情の牛が本当に何ともいえず、いいですね。早くも年賀状をいただいたような、来年の気分にさせてくれる、そんな副作用（？）もあり、なんだかじっと見ていて飽きない作品でした。

「アリとキリギリス弁当」です。子供から大人までみんなが知っている題材をテーマに作りました。きのこやナスなど秋の味覚を中心に、３５品目の素材を用いています。
４歳の息子は、キリギリスの折れた触覚を見て「かわいそう･･･」と真剣！
でも、次の瞬間パクパク食べていました(^^

年長の娘のお弁当です。お醤油の海苔ご飯が大好きなのでマトリョーシカの形で作ってみました☆海苔弁なのでおかずは和食でまとめ、娘が掘って来たさつまいもも入れてあります。マトリョーシカのエプロンの柄をそれぞれこだわって海苔を切ってみました。＾＾

【参加賞（全員）】
鍵庄ネットショップで使えるクーポン５００円分，お弁当と川柳の両方に参加いただいた方には、１０００円分

お弁当作りは自分の趣味です！
飽きっぽい性格なのですが、いろんなタイプのお弁当に挑戦するのが楽しくてこの２年間ハマり続けています。子供の好き嫌いをなくす為にお弁当作り頑張ってます☆という全うな理由じゃなくて申し訳ないです。でも、楽しみながら続けているうちに結果的にオカズのレパートリーが増えたり彩りを良くするが為に素材品目が増えたり・・といった嬉しい副産物を得られています。アイデアはお笑い番組を見た時、雑誌や広告でインパクトのあるキャラクターを見つけた時、家族やお友達との会話の中で・・・と様々です。雑誌を切り抜いたものや、ラクガキ帳に描いた下絵の保管場所は台所です。「明日のお弁当はどうしよっかなー」とイメトレしながら夜寝ます（笑）

幼稚園に通う息子に持たせるお弁当は週に１回ですが、最近やっと喜んでくれるようになりました。最初は『普通じゃないお弁当』が恥ずかしかったようです＾＾； 主人の場合、私が作る「見た目が妙なお弁当」を喜んでくれているかどうかは定かではありません。好みのガッツリ系おかずを入れるとか、表面から見えないごはん部分を海苔弁にしたりして美味しく食べてもらう工夫はしています。パパ用弁当が一番ごはん部分の面積が広いので、最近はいろいろと‘冒険’させてもらってます。