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鍵庄あんぜん通信7月号【蛋白加水分解物って何?】
今月は、【蛋白加水分解物って何?】がテーマです。
お客様から蛋白加水分解物は何から出来ているものですか?という問合せがありましたので、鍵庄の味付け海苔にも入っている蛋白加水分解物についてお話しようと思います。
まず、蛋白加水分解物に使用されている原料は大豆、とうもろこし、小麦などの植物性タンパク質や、乳タンパクなどの動物性タンパク質を、酸や酵素で加水分解して作られたものです。
タンパク質を加水分解すると、アミノ酸とアミノ酸の間のペプチド結合が切れて、アミノ酸やアミノ酸が数個から数十個つながったペプチドになります。アミノ酸やペプチドにはうま味やこく味を持つものがあり、グルタミン酸はうま味を持つ代表的なアミノ酸です。
蛋白加水分解物は、食品の味を引き立てる機能があり、鍵庄の味付け海苔だけでなく、様々な加工食品に使われています。